桜桃忌/2023年

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桜桃忌(三鷹「禅林寺」墓前・銀座「ルパン」)on 2004(平成16)年6月19日

2023/06/19

2023(令和05)年  

バスは工事渋滞で全然来ないし、最寄り駅に行ったら行ったで、車両点検で電車が遅延していた。
そんなこんなで、三鷹駅北口に降り立った時は、すでに15:30を少し回っていた。
バスに乗って禅林寺の最寄りである、八幡前バス停に行こうかと思ってバスの時刻表を見ると、これまた丁度いいバスがないと来たもんだ。
三鷹駅から禅林寺までは歩けない距離ではないため、仕方なく徒歩で向かった。
前日の日曜日はかなり暑かったが、今日は昨日ほど暑くはない。
自宅を出た時は雲ひとつない快晴だったが、三鷹では雲が空の青さを覆い隠していた。

太宰治墓前の様子その1

いつものようにコープ下連雀店に立ち寄り、お供え用の簡単な花束とエビスビールを購入して眼の前の禅林寺に入ったが、ふと腕時計を見ると15:50を少し過ぎていた。
日中の暑さを避けようと、少し時間をズラして自宅を出たつもりだったが、ここまで時間がかかって遅くなるとは思わなかった。
ゆえに、太宰の墓参に来ている人の列(?)は少ないが(平日の月曜日というのもあると思うが)、例年のように次から次へ墓参者が現れ、墓前に手を合わせては去っていく。

太宰治墓前の様子その2

ちなみに、反対側から見るとこんな感じ。

禅林寺 太宰治墓前 2023(令和05)年

今年も墓前に花束とエビスビールをお供えし、手を合わせて一礼した。

太宰治墓前お供物その1
太宰治墓前お供物その2

本サイトの桜桃忌コンテンツの執筆は今年で5年目になるが、今まで積極的に太宰の墓前のお供物の写真画像を掲載したことがないため、「今年は写して掲載しておくか」と(笑)。
前にもどこかで書いたような気がしないでもないが、20年以上前に比べると、お供物の量は少ない。昔はお供物で溢れかえっていて、お墓に入れないほどだった。
でもまぁ、この20年ぐらいは、この程度のお供物の量な気がする。

太宰治墓前お供物?その3

しかし、この箱の中には何が入っていたのだろうか・・・?
非常に気になるが、時すでに遅しだ(残念無念)。

桜桃忌は水分補給が大事

私は例年、桜桃忌の墓参で必ずエビスビールを開栓して乾杯していたのだが(お供えは開栓のみで、私は私で乾杯した別のエビスビールを呑む)、今年以降はビールの開栓はヤメることにした。
今年の2月か3月のある日、太宰治イベント情報のネット検索で、たまたま(太宰の孫に当たる)津島淳衆議院議員の、「太宰治の墓参りをされる方々にお願い」の記事(エントリー)を読んだからだ。
短い文章なので、本当はリンク先の内容を確認して欲しいが、あえて引用すると次の内容だ。

アルコール類で困るのは、缶ビール・缶チューハイやワンカップを一口つけた状態(おそらく墓前で乾杯したのでしょう)で放置、ポケットウイスキーや焼酎のミニボトルも開栓した状態で放置されることです。

これらは私共が一つ一つ中身を空け、缶・瓶のゴミとして処分をしております。

こうしたものが長時間放置されるのは、公衆衛生上も問題があります。

出典:太宰治の墓参りをされる方々にお願い津島淳オフィシャルサイト・2023年2月3日)

私はてっきりお供物の撤去と廃棄は禅林寺がやっているものと思っていたが(もしくは以前は禅林寺がやっていたのかも知れないが)、現在は太宰の遺族がそれをやっているのを知ったため、エビスビールをお供えはしても、開栓すまいと思っている。
お供物の片付けを禅林寺がやろうが遺族がやろうが、いずれにせよ開栓した酒類の処分は面倒に違いない。
桜桃忌に太宰と乾杯したい」のは分かるし私もそうだが、だからといって片付ける人の迷惑を考えないのはウカツであった。

ともあれ、ポケット灰皿を取り出して一服しつつ、水分補給をしながら、太宰治その人と文学について思いを馳せた。

禅林寺 秋田富子墓前 2023(令和05)年

水分補給が終わると、墓地の出入り口とは反対方向から帰ろうと思い、ふと、秋田富子さん(太宰治「メリイクリスマス」のモデル・林聖子さんの母で、生前太宰と親交があった)のお墓を覗いてみた。
桜桃忌だから、誰かお花をお供えしたのかな?」と思ったが、新しい卒塔婆があることから、その時に供えられた花だろうな(多分)。
太宰ファンには桜桃忌が知られているが、わざわざ墓参に来る人でも白百合忌は十分に知られていないし、ましてや秋田富子さんのお墓が太宰のお墓の近くにあっても、知っている人の方が少ないだろう。
ついでと言っては大変失礼だが、手を合わせて一礼し、私は禅林寺を後にした。

古本カフェ・フォスフォレッセンス 桜桃忌 太宰治と飽きた富子と林聖子展

桜桃忌の墓参後は、決まって古本カフェ・フォスフォレッセンスさんに寄るのが私の習わしだ。
今年は「太宰治と秋田富子と林聖子」展と、貸し切りでトークイベントがあるのは知っていた(太宰治没後75年 桜桃忌2023 展示・イベント開催のお知らせ)。
だが、ウッカリ16:00までの営業(それ以降は貸し切りのトークイベント)だというのをスッカリ失念しており、カフェ営業をしないのは知っていたが、何も出来ずに帰るしかなかった。
この一週間でかなり気力と体力は回復して来たが、まだまだ本調子ではないため、本来の私ではまずやらないであろう、ミスや不注意が多い。
ともあれ、体調が悪い中でも、こうして白百合忌桜桃忌に墓参が出来て、まずは良かった。

 


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