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太宰治小ネタ集
#003
山崎富栄はなぜ「スタコラサッチャン」なのか?富栄の真実に迫る!
#002
名作『斜陽』のタイトルは東久世通禧の漢詩に由来していた?
#001
太宰治の実家、津島家の田地は200町歩?資産は5,960億円超!?
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2025(令和07)年
01月02日
新年のご挨拶と今年の抱負
2024(令和06)年
12月19日
今年の白百合忌と桜桃忌について―近況報告に代えて
02月11日
太宰治作品一覧を作成した意図と使い方について
01月15日
新年のご挨拶と今年の抱負
2023(令和05)年
01月01日
新年のご挨拶と今年の抱負
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2022(令和04)年
10月13日
作家として再出発した太宰治の「黄金風景」とは?独自解説する!
02月23日
勉強する本質について知るべき3つの理由
01月28日
太宰治が飲んだリンゴ酒の復活に寄せて
01月01日
新年のご挨拶と今年の抱負
2021(令和03)年
12月25日
太宰治「メリイクリスマス」を語り継ぐ
10月27日
太宰治ゆかりの三鷹の跨線橋と武蔵野の夕日
09月02日
太宰治のTwitter
07月30日
立原道造の生誕に寄せて
07月11日
太宰治展示室「三鷹の此の小さい家」に行ってみた!
06月17日
永泉寺の入り口から山崎富栄のお墓まで3分で行く方法
06月13日
はじめての「白百合忌」顛末
01月01日
新年のご挨拶と昨年の総括と抱負
2020(令和02)年
06月13日
白百合忌について
01月12日
「太宰治イベント情報」こぼれ話
01月01日
新年のご挨拶と今後の抱負などを
2019(令和01)年
12月29日
令和元年が終わる頃に「はじめに」とはこれいかに?
聖地巡礼の旅
1995(平成07)年
07月21日
盛岡で石川啄木の足跡を辿る 啄木新婚の家
07月21日
盛岡で石川啄木の足跡を辿る 盛岡城址公園(岩手公園)
07月20日
上野発の夜行列車
07月某日
聖地巡礼の旅 準備編
※プロローグは「
聖地巡礼の旅
」参照
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管理人「一日の労苦」/2021/1225 をテンプレートにして作成
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&seo(title){太宰治「メリイクリスマス」を語り継ぐ};
&seo(description){クリスマスに、太宰治の「メリイクリスマ...
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----
#br
CENTER:&ref(管理人「一日の労苦」/top.png,nolink,管理人「...
2021/12/25
#contents
世間的にはクリスマスだそうで、私個人はここ10年以上にわた...
私は所詮、太宰治の短編「[[メリイクリスマス>>https://ja.wi...
そんなユウモア感覚の欠如した酔漢の自称紳士が、クリスマス...
* 「ビジョナリー」から「ヒストリアン」へ [#k1ea16c0]
自覚のなさというのは恐ろしいモノで、本人はいつまでも若い...
事実、私が社会に出て正社員になったのは17歳になって数日後...
ところが、精神年齢と生意気で挑戦的な性格は少年の頃とちっ...
世代的にも、トコロテン式に上の世代がとっくに現場から離れ...
一般論として、主に若い世代が「他人が見えていない現実と将...
むしろ、今まで蓄積した知識と経験を次世代に引き継いで認識...
それは、今となっては「''懐かしい''」「''まだあったの?''...
なぜならば、Wikiシステムは個人が持つ暗黙知を共有可能な集...
#link_card(https://dajya-ranger.square.site/services)
平たく言えば、若さゆえの拙速な考えやその行動、または誤っ...
そして可能ならば、知られていない事実や、新しい理解、もし...
案外、自分では「常識」だと思っている知識や事実が、実は世...
* 「メリイクリスマス」について [#s12a1c35]
たまたま先月、次の記事を読んだ。
#link_card(https://www.news-postseven.com/archives/202111...
上記は新宿三丁目で文壇バー「風紋」を経営していた、[[林聖...
&ref(./1.jpg,lb:images,1280x960,文壇バー「風紋」にて林聖...
[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]さんと言...
そこで一丁、今さらジロー的に私も書いてみようと思うが、思...
「[[太宰治のTwitter>>管理人「一日の労苦」/2021/0902]]」で...
今の年齢から言えば、厳密には中年というよりは壮年であり、...
ともあれ、この短編は主人公・笠井に自己投影して大いに脚色...
太宰の恋愛哲学と、ウカツで惚れっぽい中年男の失敗がベース...
諧謔については後述するとして、私は40歳前後ぐらいから『[[...
無論、37歳の狸が今わの際に叫んだ「''惚れたが悪いか''」と...
そういったモロモロを含んだ「''中年の悲哀''」なのだが、同...
私のことはともかくも、作品の解説をしてみたい。
* 作品解説のようなモノ [#xb9fc2fa]
「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%8...
前述したように、太宰が疎開先の生家から三鷹の旧宅に帰り着...
短編といえど小説なので、フィクションが散りばめられている...
#blockquote{{
二十一年十一月初めの日曜日、私は駅前の三鷹書店を覗いた...
しかし、太宰さんは、やはり昔のままの太宰さんだった。「...
決して夢でも、人違いでもなかった。しかし、太宰さんをわ...
それから半月ほどして、着物姿の太宰さんがわが家に来られ...
母と私は、早速、雑誌を開いた。そして、頬を寄せながら、...
私は、「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.org/wi...
出典:[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]『[...
}}
#mydo(4434166999)
引用した「いとぐるま--母と私--」は、『風紋二十五年』...
&ref(./2.jpg,lb:images,720x1084,林聖子さんに署名していた...
ともあれ、[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]...
そこで、再び「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.or...
これは[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]さ...
また、作中でシズエ子ちゃんは「アリエルというご本を買いに...
では肝心の「アリエルというご本」とは何か?と言えば、フラ...
それと、見逃してはイケナイのは「緑色の帽子をかぶり、帽子...
太宰は短編の名手で、それはひとえに「読者へのサービス精神...
この辺の小説の「面白さ」や「巧みさ」は、[[夏目漱石>>https...
さらに指摘するならば、「母方の親戚の進歩党代議士、そのひ...
#blockquote{{
(義母=[[林倭衛>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林倭衛]]...
出典:[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]『[...
}}
このように細部に至るも、太宰は事実を元にしながら丁寧に小...
&ref(./3.png,lb:images,720x879,在りし日の秋田富子さん);
「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%8...
これもちと長いが、「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipe...
#blockquote{{
母は、私と同じとしであった。そうして、そのひとは、私の...
(中略)
答案は次の四つに尽きる。第一には、綺麗好きな事である。外...
出典:太宰治『[[グッド・バイ>>https://amzn.to/3mqub4z]]』...
}}
『[[風紋五十年>>https://amzn.to/3sEkFyq]]』を丹念に読むと...
[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]さんも「...
そして作中で「シズエ子ちゃんの母」は、「私と同じとしであ...
しかし、1945(昭和20)年4月14日もしくは16日の空襲で[[林倭衛...
秋田富子さんの実家・淀永屋は、幕末の頃から&ruby(べっこう)...
最後に、屋台の奥で腰をかけて呑んでいる紳士が、だしぬけに...
小説のオチとしては、「シズエ子ちゃんの母」は原爆で亡くな...
今と違い、当時の日本での「クリスマス」は進駐軍が持ち込ん...
物資が乏しい中で酒を呑まずにはいられず、愛想笑いのお追従...
「''東京は相変らず。以前と少しも変らない。''」と結んだ太...
* 秋田富子さんのお墓について [#kacf9969]
太宰ファンと言っても千差万別で、実際に「風紋」に行って[[...
と言っても文壇バー「風紋」は、残念ながら[[太宰治没後70年>...
やはり[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]さ...
ゆえに、『[[風紋五十年>>https://amzn.to/3sEkFyq]]』を知る...
ある程度の太宰治マニア(?)なら、秋田富子さんが太宰が入...
しかし、秋田富子さんのお墓を知る人は、まずいないのではな...
無論、『[[風紋五十年>>https://amzn.to/3sEkFyq]]』の読者な...
&ref(./4.jpg,lb:images,1280x960,秋田富子さんのお墓(2021(...
「秋田とみ子墓」とある秋田富子さんのお墓は、[[禅林寺>>htt...
太宰の墓にはお花と線香が絶えないが(もう随分と前だが、[[...
&ref(./5.jpg,lb:images,1280x960,秋田富子さんのお墓の右側...
秋田富子さんのお墓の右側面で、墓石に刻まれている文字は
#box(bold){{
昭和23年
瑞祥院富山妙秀大姉
12月13日
}}
と読める。
もう10年ほど前だったろうか、たまたま何かの用事で三鷹に出...
その日は5月か6月の平日で、確か仕事の関係だったように思う...
すると、太宰のお墓を一生懸命水洗いしている、60歳代ぐらい...
私はお構いなしに太宰の墓前にあるお墓に不敬にも腰を下ろし...
お墓を洗っていた婦人は、いきなり墓所でビールを呑みながら...
お互いが熱烈な太宰ファンだと知るのは、秒の世界だった。
お名前は・・・確か金子さんと言ったろうか。生憎と名刺を切らし...
その金子さん(仮称)が、秋田富子さんのお墓を教えてくれた...
その後、文壇バー「風紋」に初めて行って[[林聖子>>https://j...
あの日以来、金子さん(仮称)とお目にかかることもなく、今...
* おわりに [#fc85906f]
奇しくも、「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.org/...
初出は同年同月の1月としか私には分からないが、太宰は東京新...
#blockquote{{
こいつは、死ぬ気だ。しかし、おれには、どう仕様もない。...
死ぬ気でものを書きとばしている男。それは、いまのこの時...
(中略)
織田君を殺したのは、お前じゃないか。
彼のこのたびの急逝は、彼の哀しい最後の抗議の詩であった。
織田君! 君は、よくやった。
出典:太宰治『[[もの思う葦>>https://amzn.to/2Dg3ScH]]』所...
}}
私も現代において「いよいよ、くだらない世の中である」と思...
太宰がなぜ[[山崎富栄>>https://ja.wikipedia.org/wiki/山崎...
それが正しいとも、間違っているとも、私には言えない。
ただ、私は太宰が「''死ぬ気でものを書きとばしている男''」...
ともあれ、「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.org/...
だから私はあえて言おう、「''ハロー、メリイ、クリスマアス'...
最後に、[[森まゆみ>>https://ja.wikipedia.org/wiki/森まゆ...
#mydo(4750517097)
私の本棚には、読まなければならない&読みたい積ん読本が10...
#br
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#navi(管理人「一日の労苦」/2021)
#pcomment(reply)
終了行:
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2021/12/25
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世間的にはクリスマスだそうで、私個人はここ10年以上にわた...
私は所詮、太宰治の短編「[[メリイクリスマス>>https://ja.wi...
そんなユウモア感覚の欠如した酔漢の自称紳士が、クリスマス...
* 「ビジョナリー」から「ヒストリアン」へ [#k1ea16c0]
自覚のなさというのは恐ろしいモノで、本人はいつまでも若い...
事実、私が社会に出て正社員になったのは17歳になって数日後...
ところが、精神年齢と生意気で挑戦的な性格は少年の頃とちっ...
世代的にも、トコロテン式に上の世代がとっくに現場から離れ...
一般論として、主に若い世代が「他人が見えていない現実と将...
むしろ、今まで蓄積した知識と経験を次世代に引き継いで認識...
それは、今となっては「''懐かしい''」「''まだあったの?''...
なぜならば、Wikiシステムは個人が持つ暗黙知を共有可能な集...
#link_card(https://dajya-ranger.square.site/services)
平たく言えば、若さゆえの拙速な考えやその行動、または誤っ...
そして可能ならば、知られていない事実や、新しい理解、もし...
案外、自分では「常識」だと思っている知識や事実が、実は世...
* 「メリイクリスマス」について [#s12a1c35]
たまたま先月、次の記事を読んだ。
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上記は新宿三丁目で文壇バー「風紋」を経営していた、[[林聖...
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[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]さんと言...
そこで一丁、今さらジロー的に私も書いてみようと思うが、思...
「[[太宰治のTwitter>>管理人「一日の労苦」/2021/0902]]」で...
今の年齢から言えば、厳密には中年というよりは壮年であり、...
ともあれ、この短編は主人公・笠井に自己投影して大いに脚色...
太宰の恋愛哲学と、ウカツで惚れっぽい中年男の失敗がベース...
諧謔については後述するとして、私は40歳前後ぐらいから『[[...
無論、37歳の狸が今わの際に叫んだ「''惚れたが悪いか''」と...
そういったモロモロを含んだ「''中年の悲哀''」なのだが、同...
私のことはともかくも、作品の解説をしてみたい。
* 作品解説のようなモノ [#xb9fc2fa]
「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%8...
前述したように、太宰が疎開先の生家から三鷹の旧宅に帰り着...
短編といえど小説なので、フィクションが散りばめられている...
#blockquote{{
二十一年十一月初めの日曜日、私は駅前の三鷹書店を覗いた...
しかし、太宰さんは、やはり昔のままの太宰さんだった。「...
決して夢でも、人違いでもなかった。しかし、太宰さんをわ...
それから半月ほどして、着物姿の太宰さんがわが家に来られ...
母と私は、早速、雑誌を開いた。そして、頬を寄せながら、...
私は、「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.org/wi...
出典:[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]『[...
}}
#mydo(4434166999)
引用した「いとぐるま--母と私--」は、『風紋二十五年』...
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ともあれ、[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]...
そこで、再び「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.or...
これは[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]さ...
また、作中でシズエ子ちゃんは「アリエルというご本を買いに...
では肝心の「アリエルというご本」とは何か?と言えば、フラ...
それと、見逃してはイケナイのは「緑色の帽子をかぶり、帽子...
太宰は短編の名手で、それはひとえに「読者へのサービス精神...
この辺の小説の「面白さ」や「巧みさ」は、[[夏目漱石>>https...
さらに指摘するならば、「母方の親戚の進歩党代議士、そのひ...
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(義母=[[林倭衛>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林倭衛]]...
出典:[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]『[...
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このように細部に至るも、太宰は事実を元にしながら丁寧に小...
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これもちと長いが、「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipe...
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母は、私と同じとしであった。そうして、そのひとは、私の...
(中略)
答案は次の四つに尽きる。第一には、綺麗好きな事である。外...
出典:太宰治『[[グッド・バイ>>https://amzn.to/3mqub4z]]』...
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『[[風紋五十年>>https://amzn.to/3sEkFyq]]』を丹念に読むと...
[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]さんも「...
そして作中で「シズエ子ちゃんの母」は、「私と同じとしであ...
しかし、1945(昭和20)年4月14日もしくは16日の空襲で[[林倭衛...
秋田富子さんの実家・淀永屋は、幕末の頃から&ruby(べっこう)...
最後に、屋台の奥で腰をかけて呑んでいる紳士が、だしぬけに...
小説のオチとしては、「シズエ子ちゃんの母」は原爆で亡くな...
今と違い、当時の日本での「クリスマス」は進駐軍が持ち込ん...
物資が乏しい中で酒を呑まずにはいられず、愛想笑いのお追従...
「''東京は相変らず。以前と少しも変らない。''」と結んだ太...
* 秋田富子さんのお墓について [#kacf9969]
太宰ファンと言っても千差万別で、実際に「風紋」に行って[[...
と言っても文壇バー「風紋」は、残念ながら[[太宰治没後70年>...
やはり[[林聖子>>https://ja.wikipedia.org/wiki/林聖子]]さ...
ゆえに、『[[風紋五十年>>https://amzn.to/3sEkFyq]]』を知る...
ある程度の太宰治マニア(?)なら、秋田富子さんが太宰が入...
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秋田富子さんのお墓の右側面で、墓石に刻まれている文字は
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昭和23年
瑞祥院富山妙秀大姉
12月13日
}}
と読める。
もう10年ほど前だったろうか、たまたま何かの用事で三鷹に出...
その日は5月か6月の平日で、確か仕事の関係だったように思う...
すると、太宰のお墓を一生懸命水洗いしている、60歳代ぐらい...
私はお構いなしに太宰の墓前にあるお墓に不敬にも腰を下ろし...
お墓を洗っていた婦人は、いきなり墓所でビールを呑みながら...
お互いが熱烈な太宰ファンだと知るのは、秒の世界だった。
お名前は・・・確か金子さんと言ったろうか。生憎と名刺を切らし...
その金子さん(仮称)が、秋田富子さんのお墓を教えてくれた...
その後、文壇バー「風紋」に初めて行って[[林聖子>>https://j...
あの日以来、金子さん(仮称)とお目にかかることもなく、今...
* おわりに [#fc85906f]
奇しくも、「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.org/...
初出は同年同月の1月としか私には分からないが、太宰は東京新...
#blockquote{{
こいつは、死ぬ気だ。しかし、おれには、どう仕様もない。...
死ぬ気でものを書きとばしている男。それは、いまのこの時...
(中略)
織田君を殺したのは、お前じゃないか。
彼のこのたびの急逝は、彼の哀しい最後の抗議の詩であった。
織田君! 君は、よくやった。
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私も現代において「いよいよ、くだらない世の中である」と思...
太宰がなぜ[[山崎富栄>>https://ja.wikipedia.org/wiki/山崎...
それが正しいとも、間違っているとも、私には言えない。
ただ、私は太宰が「''死ぬ気でものを書きとばしている男''」...
ともあれ、「[[メリイクリスマス>>https://ja.wikipedia.org/...
だから私はあえて言おう、「''ハロー、メリイ、クリスマアス'...
最後に、[[森まゆみ>>https://ja.wikipedia.org/wiki/森まゆ...
#mydo(4750517097)
私の本棚には、読まなければならない&読みたい積ん読本が10...
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