太宰治作品一覧(青空文庫)

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太宰治作品一覧(青空文庫)
 

青空文庫 太宰治 作品一覧(50音順)  

No50音作品名初出日初出誌ダウンロード備考
1ア、秋(ア、あき)1939(昭和14)年10月若草テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
2I can speak(アイ キャン スピーク)1939(昭和14)年02月若草テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『新樹の言葉』収録
3愛と美について(あいとびについて)1939(昭和14)年05月竹村書房刊テキストEBKXHTML新潮文庫『新樹の言葉』収録
4青森(あおもり)1941(昭和16)年01月月刊東奥テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
5(あさ)1947(昭和22)年07月新思潮テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
6あさましきもの(あさましきもの)1937(昭和12)年03月若草テキストEBKXHTML新潮文庫『地図 初期作品集』収録
7新しい形の個人主義(あたらしいかたちのこじんしゅぎ)1947(昭和22)年01月月刊東奥テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
8兄たち(あにたち)1940(昭和15)年01月婦人畫報テキストEBKXHTML・原題「美しい兄たち」
・新潮文庫『新樹の言葉』収録
9雨の玉川心中(あめのたまがわしんじゅう)1977(昭和52)年06月13日真善美研究所刊テキスト・EBK・XHTML山崎富栄
・学陽書房『太宰治との愛と死のノート―雨の玉川心中とその真実』(山崎富栄著・長篠康一郎編)参照
10或る忠告(あるちゅうこく)1942(昭和17)年01月新潮テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
11老ハイデルベルヒ(アルトハイデルベルヒ)1940(昭和15)年03月婦人畫報テキストEBKXHTML・作品名は古き(良き)ハイデルベルクという意味で、ドイツのマイアーフェルスターの演劇から付けられた題名
・「老」はドイツ語で「アルト」
・新潮文庫『もの思う葦』収録
12『老ハイデルベルヒ』序(『アルトハイデルベルヒ』じょ)1942(昭和17)年05月20日竹村書房刊テキスト・EBK・XHTML
13一日の労苦(いちにちのろうく)1938(昭和13)年03月新潮テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
14一問一答(いちもんいっとう)1942(昭和17)年04月11日芸術新聞テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
15一燈(いっとう)1940(昭和15)年10月文藝世紀テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
16一歩前進二歩退却(いっぽぜんしんにほたいきゃく)1938(昭和13)年08月文筆テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
17田舎者(いなかもの)1933(昭和08)年02月海豹通信テキスト・EBK・XHTML・初めて「太宰治」名義で発表した自己紹介文
・新潮文庫『もの思う葦』収録
18『井伏鱒二選集』後記(『いぶせますじせんしゅう』こうき)1948(昭和23)年03月・06月・09月・11月テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
19陰火(いんか)1936(昭和11)年04月文藝テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
20ヴィヨンの妻(ヴィヨンのつま)1947(昭和22)年03月展望テキストEBKXHTML新潮文庫『ヴィヨンの妻』収録
21(うそ)1946(昭和21)年02月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
22右大臣実朝(うだいじんさねとも)1943(昭和18)年09月錦城出版社刊テキストEBKXHTML・書き下ろし長編小説
・新潮文庫『惜別』収録
23鬱屈禍(うっくつか)1940(昭和15)年02月帝國大學新聞テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
24姥捨(うばすて)1938(昭和13)年10月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
25『姥捨』あとがき(『うばすて』あとがき)1947(昭和22)年06月ポリゴン書房刊テキスト・EBK・XHTML
26(うみ)1946(昭和21)年07月文學通信テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
27浦島さん(うらしまさん)1945(昭和20)年10月書き下ろしテキストEBKXHTML・『お伽草紙』筑摩書房
・新潮文庫『お伽草紙』収録
28炎天汗談(えんてんかんだん)1942(昭和17)年08月芸術新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 9』収録
29黄金風景(おうごんふうけい)1939(昭和14)年03月國民新聞テキストEBKXHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
30黄村先生言行録(おうそんせんせいげんこうろく)1943(昭和18)年01月文學界テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
31桜桃(おうとう)1948(昭和23)年05月世界テキストEBKXHTML・この年の6月に山崎富栄と入水自殺
・新潮文庫『ヴィヨンの妻』収録
32緒方氏を殺した者(おがたしをころしたもの)1938(昭和13)年08月日本浪曼派テキスト・EBK・XHTML・緒方氏とは『日本浪曼派』の創刊にも参加していて、没年からしても緒方隆士であると思われる
・新潮文庫『もの思う葦』収録
33おさん(おさん)1947(昭和22)年10月改造テキストEBKXHTML新潮文庫『ヴィヨンの妻』収録
34おしゃれ童子(おしゃれどうじ)1939(昭和14)年11月婦人畫報テキストEBKXHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
35織田君の死(おだくんのし)1947(昭和22)年01月東京新聞テキスト・EBK・XHTML・織田君とは織田作之助のこと
・新潮文庫『もの思う葦』収録
36お伽草紙(おとぎぞうし)1945(昭和20)年10月筑摩書房刊テキストEBKXHTML・「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」の4篇
・新潮文庫『お伽草紙』収録
37音に就いて(おとについて)1937(昭和12)年01月早稻田大學新聞テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
38同じ星(おなじほし)1947(昭和22)年01月テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
39思ひ出(おもいで)1933(昭和08)年04月・06月・07月海豹テキスト・EBK・XHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
40『思ひ出』序(『おもいで』じょ)1940(昭和15)年年06月01日人文書院刊テキスト・EBK・XHTML
41親という二字(おやというにじ)1946(昭和21)年01月新風テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
42女の決闘(おんなのけっとう)1940(昭和15)年01~06月月刊文章テキストEBKXHTML新潮文庫『新ハムレット』収録
43かくめい(かくめい)1948(昭和23)年01月ろまねすくテキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
44駈込み訴え(かけこみうったえ)1940(昭和15)年02月中央公論テキストEBKXHTML新潮文庫『走れメロス』収録
45佳日(かじつ)1944(昭和19)年01月改造テキスト・EBK・XHTML1944(昭和19)年09月に「四つの結婚」として東宝で映画化されている
・新潮文庫『ろまん燈籠』収録
46花燭(かしょく)1939(昭和14)年05月20日書き下ろしテキストEBKXHTML・『愛と美について』竹村書房
・新潮文庫『新樹の言葉』収録
47かすかな声(かすかなこえ)1940(昭和15)年11月25日帝國大學新聞テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
48風の便り(かぜのたより)1941(昭和16)年11月文學界テキストEBKXHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
49『風の便り』あとがき(『かぜのたより』あとがき)1942(昭和17)年11月利根書房刊テキスト・EBK・XHTML
50カチカチ山(カチカチやま)1945(昭和20)年10月書き下ろしテキストEBKXHTML・『お伽草紙』筑摩書房
・新潮文庫『お伽草紙』収録
51喝采(かっさい)1936(昭和11)年10月若草テキストEBKXHTML新潮文庫『二十世紀旗手』収録
52家庭の幸福(かていのこうふく)1948(昭和23)年08月中央公論テキストEBKXHTML・太宰の死後に掲載
・新潮文庫『ヴィヨンの妻』収録
53貨幣(かへい)1946(昭和21)年02月婦人朝日テキストEBKXHTML新潮文庫『地図 初期作品集』収録
54(かもめ)1940(昭和15)年01月知性テキストEBKXHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
55彼は昔の彼ならず(かれはむかしのかれならず)1934(昭和09)年10月世紀テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
56川端康成へ(かわばたやすなりへ)1935(昭和10)年10月文藝通信テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
57玩具(がんぐ)1935(昭和10)年07月作品テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
58『玩具』あとがき(『がんぐ』あとがき)1935(昭和10)年08月10日あづみ書房刊テキスト・EBK・XHTML
59帰去来(ききょらい)1943(昭和18)年06月八雲テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『走れメロス』収録
60義務(ぎむ)1940(昭和15)年04月文學者テキスト・EBK・XHTML
61逆行(ぎゃっこう)1935(昭和10)年02月文藝テキストEBKXHTML・第1回芥川賞候補作
・4編からなるオムニバス作品で「蝶蝶」「決闘」「くろんぼ」の初出が『文藝』、「盗賊」の初出は同年10月07日の「帝國大學新聞」
・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
62饗応夫人(きょうおうふじん)1948(昭和23)年01月テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
63狂言の神(きょうげんのかみ)1936(昭和11)年10月東陽テキストEBKXHTML新潮文庫『二十世紀旗手』収録
64郷愁(きょうしゅう)1944(昭和19)年08月頃テキスト・EBK・XHTML・「津村信夫追悼録」に執筆(刊行なし)
・ちくま文庫『太宰治全集 10』収録
65虚構の春(きょこうのはる)1936(昭和11)年07月文學界テキストEBKXHTML新潮文庫『二十世紀旗手』収録
66魚服記(ぎょふくき)1933(昭和08)年03月海豹テキスト・EBK・XHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
67魚服記に就て(ぎょふくきについて)1933(昭和08)年03月25日海豹通信テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
68義理(ぎり)1944(昭和19)年05月文藝テキストEBKXHTML・原題「武家義理物語」
1945(昭和20)年01月『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
69きりぎりす(きりぎりす)1940(昭和15)年11月新潮テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
70禁酒の心(きんしゅのこころ)1942(昭和17)年12月現代文學テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
71金銭の話(きんせんのはなし)1943(昭和18)年10月雜誌日本テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
72九月十月十一月(くがつじゅうがつじゅういちがつ)1938(昭和13)年10月09日國民新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
73グッド・バイ(グッド・バイ)1948(昭和23)年07月朝日評論テキストEBKXHTML山崎富栄と入水自殺のため絶筆
・新潮文庫『グッド・バイ』収録
74「グッド・バイ」作者の言葉(「グッド・バイ」さくしゃのことば)1948(昭和23)年07月朝日新聞テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
75苦悩の年鑑(くのうのねんかん)1946(昭和21)年06月新文藝テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
76黒石の人たち(くろいしのひとたち)1948(昭和23)年07月月刊讀物テキスト・EBK・XHTML・ちくま文庫『太宰治全集 9』収録
・「黒石」とは、現在の青森県黒石市のこと
77芸術ぎらい(げいじゅつぎらい)1944(昭和19)年04月映画評論テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
78校長三代(こうちょうさんだい)1938(昭和13)年10月31日帝國大學新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
79故郷(こきょう)1943(昭和18)年01月新潮テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『走れメロス』収録
80国技館(こくぎかん)1940(昭和15)年06月相撲テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
81心の王者(こころのおうじゃ)1940(昭和15)年01月25日三田新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
82乞食学生(こじきがくせい)1940(昭和15)年07~12月若草テキストEBKXHTML新潮文庫『新ハムレット』収録
83五所川原(ごしょがわら)1941(昭和16)年01月西北新報テキスト・EBK・XHTML・初出誌に関しては推定で確実ではない
・新潮文庫『もの思う葦』収録
84古典風(こてんふう)1940(昭和15)年06月知性テキストEBKXHTML新潮文庫『新ハムレット』収録
85古典竜頭蛇尾(こてんりゅうとうだび)1936(昭和11)年05月文藝懇話会テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
86このごろ(このごろ)1940(昭和15)年01月30日~02月01日國民新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
87瘤取り(こぶとり)1945(昭和20)年10月書き下ろしテキストEBKXHTML・『お伽草紙』筑摩書房
・新潮文庫『お伽草紙』収録
88困惑の弁(こんわくのべん)1940(昭和15)年01月懸賞界テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
89座興に非ず(ざきょうにあらず)1939(昭和14)年09月文學者テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
90酒ぎらい(さけぎらい)1940(昭和15)年03月知性テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
91酒の追憶(さけのついおく)1948(昭和23)年01月地上テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
92作家の像(さっかのぞう)1940(昭和15)年03月25~27日都新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
93作家の手帖(さっかのてちょう)1943(昭和18)年10月文庫テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
94佐渡(さど)1941(昭和16)年01月公論テキストEBKXHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
95猿ヶ島(さるがしま)1935(昭和10)年09月文學界テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
96猿塚(さるづか)1945(昭和20)年01月書き下ろしテキストEBKXHTML・『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
97猿面冠者(さるめんかんじゃ)1934(昭和09)年07月テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
98『猿面冠者』あとがき(『さるめんかんじゃ』あとがき)1947(昭和22)年01月20日鎌倉文庫刊テキスト・EBK・XHTML
99三月三十日(さんがつさんじゅうにち)1940(昭和15)年06月満州生活必需品会社の機関紙テキスト・EBK・XHTML・初出に関しては推定で確実ではない
・ちくま文庫『太宰治全集 10』収録
100散華(さんげ)1944(昭和19)年03月新若人テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
101思案の敗北(しあんのはいぼく)1937(昭和12)年12月文藝テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
102自作を語る(じさくをかたる)1940(昭和15)年09月月刊文章テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
103私信(ししん)1941(昭和16)年12月02日都新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
104自信の無さ(じしんのなさ)1940(昭和15)年06月02日東京朝日新聞テキスト・EBK・XHTML
105市井喧争(しせいけんそう)1939(昭和14)年12月文藝日本テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
106舌切雀(したきりすずめ)1945(昭和20)年10月書き下ろしテキストEBKXHTML・『お伽草紙』筑摩書房
・新潮文庫『お伽草紙』収録
107失敗園(しっぱいえん)1940(昭和15)年09月東西テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
108弱者の糧(じゃくしゃのかて)1941(昭和16)年01月日本映畫テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
109斜陽(しゃよう)1947(昭和22)年07~10月新潮テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『斜陽』収録
110十五年間(じゅうごねんかん)1946(昭和21)年04月文化展望テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
111十二月八日(じゅうにがつようか)1942(昭和17)年02月婦人公論テキストEBKXHTML・「12月8日の大東亜戦争開戦に寄せて」参照
・新潮文庫『ろまん燈籠』収録
112秋風記(しゅうふうき)1939(昭和14)年05月20日書き下ろしテキストEBKXHTML・『愛と美について』竹村書房
・新潮文庫『新樹の言葉』収録
113純真(じゅんしん)1944(昭和19)年10月東京新聞テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
114春昼(しゅんちゅう)1939(昭和14)年06月月刊文章テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
115小志(しょうし)1947(昭和22)年11月17日朝日新聞テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
116正直ノオト(しょうじきノート)1939(昭和14)年05月15日帝國大學新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
117小照(しょうしょう)1942(昭和17)年07月13日『新日本文學全集第十四巻・坪井譲治集』
「月報第十六号」
テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
118小説の面白さ(しょうせつのおもしろさ)1948(昭和23)年03月個性テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
119食通(しょくつう)1942(昭和17)年01月05日博浪沙テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
120諸君の位置(しょくんのいち)1940(昭和15)年03月月刊文化學院テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
121『女性』あとがき(『じょせい』あとがき)1942(昭和17)年06月30日博文館刊テキスト・EBK・XHTML
122女生徒(じょせいと)1939(昭和14)年04月文學界テキストEBKXHTML・女性読者有明淑(当時19歳)から太宰のもとに送付された日記が題材となっている
・新潮文庫『走れメロス』収録
123女族(じょぞく)1944(昭和19)年11月書き下ろしテキストEBKXHTML・原題「髭侯の大尽」
・『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
124女類(じょるい)1948(昭和23)年04月八雲テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
125知らない人(しらないひと)1940(昭和15)年03月書物展望テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
126新釈諸国噺(しんしゃくしょこくばなし)1945(昭和20)年01月生活社刊テキストEBKXHTML新潮文庫『お伽草紙』収録
127新樹の言葉(しんじゅのことば)1939(昭和14)年05月20日書き下ろしテキストEBKXHTML・『愛と美について』竹村書房
・新潮文庫『新樹の言葉』収録
128新ハムレット(しんハムレット)1941(昭和16)年07月文藝春秋社刊テキスト・EBK・XHTML・初の書下ろし長編小説
・新潮文庫『新ハムレット』収録
129人物に就いて(じんぶつについて)1936(昭和11)年01月01日東奥日報テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
130親友交歓(しんゆうこうかん)1946(昭和21)年12月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『ヴィヨンの妻』収録
131新郎(しんろう)1942(昭和17)年01月新潮テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
132粋人(すいじん)1945(昭和20)年01月書き下ろしテキストEBKXHTML・『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
133水仙(すいせん)1942(昭和17)年05月改造テキストEBKXHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
134(すずめ)1946(昭和21)年10月思潮テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
135雀こ(すずめこ)1935(昭和10)年07月作品テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
136正義と微笑(せいぎとびしょう)1942(昭和17)年06月錦城出版社刊テキスト・EBK・XHTML・弟子の堤重久の実弟である堤康久の日記が題材となっている
・2番目の書き下ろし長編小説
・新潮文庫『パンドラの匣』収録
137政治家と家庭(せいじかとかてい)1946(昭和21)年06月東奥日報テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
138清貧譚(せいひんたん)1941(昭和16)年01月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『お伽草紙』収録
139世界的(せかいてき)1941(昭和16)年10月15日早稻田大學新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
140惜別(せきべつ)1945(昭和20)年09月05日朝日新聞社刊テキストEBKXHTML内閣情報局日本文學報国会からの依頼を受けて執筆された5番目の書き下ろし長編小説
・実際の刊行は戦後だが、執筆は1944(昭和19)年で、翌年2月に脱稿
・新潮文庫『惜別』収録
141「惜別」の意図(「せきべつ」のいと)テキスト・EBK・XHTML
142先生三人(せんせいさんにん)1936(昭和11)年11月文藝通信テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
143善蔵を思う(ぜんぞうをおもう)1940(昭和15)年04月不明テキストEBKXHTML・善蔵とは青森県弘前市出身で明治後半~昭和初期の作家、葛西善蔵のこと
・新潮文庫『きりぎりす』収録
144創作余談(そうさくよだん)1937(昭和12)年12月日本學藝新聞テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
145創生記(そうせいき)1936(昭和11)年10月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『二十世紀旗手』収録
146俗天使(ぞくてんし)1940(昭和15)年01月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『新樹の言葉』収録
147大恩は語らず(だいおんはかたらず)1954(昭和29)年07月文章倶樂部テキスト・EBK・XHTML・1940(昭和15)年『婦人公論』に掲載されるはずが掲載されず、没後『文章倶樂部』に掲載された
・ちくま文庫『太宰治全集 9』収録
148大力(だいりき)1945(昭和20)年01月書き下ろしテキストEBKXHTML・『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
149ダス・ゲマイネ(ダス・ゲマイネ)1935(昭和10)年10月文藝春秋テキスト・EBK・XHTML・作品名はドイツ語の「Das gemaine」(通俗性または卑俗性)だが、津軽弁の「んだすけまいね」(だから駄目なんだ)にも由来している
・新潮文庫『走れメロス』収録
150たずねびと(たずねびと)1937(昭和12)年11月不明テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
151多頭蛇哲学(たとうじゃてつがく)1938(昭和13)年05月あらくれテキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
152田中君に就いて(たなかくんについて)1940(昭和15)年12月15日『オリンポスの果實』高山書院刊テキスト・EBK・XHTML田中英光著『オリムポスの果実』序
153(だれ)1941(昭和16)年12月知性テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
154誰も知らぬ(だれもしらぬ)1940(昭和15)年04月若草テキストEBKXHTML新潮文庫『新樹の言葉』収録
155断崖の錯覚(だんがいのさっかく)1934(昭和09)年04月文化公論テキストEBKXHTML・「黒木舜平」名義で発表
・新潮文庫『地図 初期作品集』収録
156檀君の近業について(だんくんのきんぎょうについて)1937(昭和12)年09月日本浪曼派テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
157男女同権(だんじょどうけん)1946(昭和21)年12月改造テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
158小さいアルバム(ちいさいアルバム)1942(昭和17)年07月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
159地球図(ちきゅうず)1935(昭和10)年12月新潮テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
160「地球図」序(「ちきゅうず」じょ)1935(昭和10)年12月新潮テキスト・EBK・XHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
161畜犬談(ちくけんだん)1939(昭和14)年08月文學者テキストEBKXHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
162竹青(ちくせい)1945(昭和20)年04月文藝テキストEBKXHTML新潮文庫『お伽草紙』収録
163地図(ちず)1925(大正14)年12月蜃気楼テキスト・EBK・XHTML・「津島修治」名義で発表
・新潮文庫『地図 初期作品集』収録
164(ちち)1947(昭和22)年04月人間テキストEBKXHTML新潮文庫『ヴィヨンの妻』収録
165チャンス(チャンス)1946(昭和21)年07月藝術テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
166千代女(ちよじょ)1941(昭和16)年06月改造テキストEBKXHTML・作品名や作中に出てくる千代女は加賀千代女のこと
・新潮文庫『きりぎりす』収録
167津軽(つがる)1944(昭和19)年11月15日『新風土記叢書7 津輕』小山書店テキストEBKXHTML・4番目の書下ろし長編小説
・新潮文庫『津軽』収録
168津軽地方とチエホフ(つがるちほうとチエホフ)1946(昭和21)年05月15日アサヒグラフテキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
169デカダン抗議(デカダンこうぎ)1939(昭和14)年11月文藝世紀テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
170鉄面皮(てつめんぴ)1943(昭和18)年04月文學界テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
171天狗(てんぐ)1942(昭和17)年09月みつこしテキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
172答案落第(とうあんらくだい)1938(昭和13)年08月月刊文章テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
173東京だより(とうきょうだより)1944(昭和19)年08月文學報国テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
174東京八景(とうきょうはっけい)1941(昭和16)年01月文學界テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『走れメロス』収録
175『東京八景』あとがき(『とうきょうはっけい』あとがき)1941(昭和16)年05月03日実業之日本社刊テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『走れメロス』収録
176道化の華(どうけのはな)1935(昭和10)年05月日本浪漫派テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
177当選の日(とうせんのひ)1939(昭和14)年05月09~11日國民新聞テキスト・EBK・XHTML・「國民新聞」の短編コンクールで「黄金風景」が上林暁寒鮒(かんぶな)」と共に当選したことを書いたエッセイ
・ちくま文庫『太宰治全集 10』収録
178盗賊(とうぞく)1935(昭和10)年10月07日帝國大學新聞テキストEBKXHTML・「逆行」所収
・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
179燈籠(とうろう)1937(昭和12)年10月若草テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
180トカトントン(トカトントン)1947(昭和22)年01月群像テキストEBKXHTML新潮文庫『ヴィヨンの妻』収録
181徒党について(ととうについて)1948(昭和23)年04月文藝時代テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
182豊島與志雄著『高尾ざんげ』解説(とよしまよしおちょ『たかおざんげ』かいせつ)1948(昭和23)年06月テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
183貪婪禍(どんらんか)1940(昭和15)年08月15日京都帝國大學新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
184二十世紀旗手(にじゅっせいききしゅ)1937(昭和12)年01月改造テキストEBKXHTML新潮文庫『二十世紀旗手』収録
185如是我聞(にょぜがもん)1948(昭和23)年03月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『二十世紀旗手』収録
186女人訓戒(にょにんくんかい)1940(昭和15)年01月作品倶楽部テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
187女人創造(にょにんそうぞう)1938(昭和13)年11月日本文學テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
188(にわ)1946(昭和21)年01月新小説テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
189人魚の海(にんぎょのうみ)1944(昭和19)年10月新潮テキストEBKXHTML1945(昭和20)年01月『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
190「人間キリスト記」その他(「にんげんキリストき」そのた)1939(昭和14)年07月新小説 初夏随筆号テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
191人間失格(にんげんしっかく)1948(昭和23)年06月展望テキストEBKXHTML新潮文庫『人間失格』収録
192()1934(昭和09)年04月鷭 創刊号テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
193パウロの混乱(パウロのこんらん)1940(昭和15)年10月現代文學テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
194薄明(はくめい)1946(昭和21)年12月新紀元社刊テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
195葉桜と魔笛(はざくらとまてき)1939(昭和14)年06月若草テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『新樹の言葉』収録
196破産(はさん)1945(昭和20)年01月書き下ろしテキストEBKXHTML・『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
197(はじ)1942(昭和17)年01月婦人畫報テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
198走ラヌ名馬(はしラヌめいば)1936(昭和11)年07月東工大蔵前新聞テキストEBKXHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
199走れメロス(はしれメロス)1940(昭和15)年05月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『走れメロス』収録
200裸川(はだかがわ)1944(昭和19)年01月新潮テキストEBKXHTML1945(昭和20)年01月『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
201八十八夜(はちじゅうはちや)1939(昭和14)年08月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『新樹の言葉』収録
202花火(はなび)(戦後改題)1942(昭和17)年10月文藝テキストEBKXHTML・全文削除処分となり、1946(昭和21)年12月、新紀元社から刊行された創作集『薄明』に「日の出前」と改題して収録
・新潮文庫『きりぎりす』収録
203花吹雪(はなふぶき)1944(昭和19)年08月佳日テキストEBKXHTML1943(昭和18)年07月『改造』には掲載されず、翌年08月に刊行された創作集『佳日』に収録
・新潮文庫『津軽通信』収録
204(はは)1947(昭和22)年03月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『ヴィヨンの妻』収録
205(はる)1958(昭和33)年 掲載月日不明東京新聞テキスト・EBK・XHTML1945(昭和20)年に執筆されたが雑誌刊行がなく、没後に東京新聞に掲載されたのが初出
・新潮文庫『もの思う葦』収録
206春夫と旅行できなかつた話(はるおとりょこうできなかったはなし)1937(昭和12)年01月01日西北新報テキスト・EBK・XHTML
207春の枯葉(はるのかれは)1946(昭和21)年09月人間テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
208春の盗賊(はるのとうぞく)1940(昭和15)年01月文藝日本テキストEBKXHTML新潮文庫『新樹の言葉』収録
209パンドラの匣(パンドラのはこ)1945(昭和20)年10~01月河北新報テキスト・EBK・XHTML・太宰の読者であった木村庄助の病床日記が題材となっている
1944(昭和19)年に執筆・脱稿していた「雲雀の声」が印刷所の空襲で消失、残っていたゲラ刷りから新聞小説として書き改めた
・戦後の1947(昭和22)年07月に「看護婦の日記」として大映で映画化されている
・映画で主演した関千恵子が太宰宅を訪問し、対談の中でペンネームの由来を尋ねているが、太宰は「友だちが考えてくれたんです」と答えている
・新潮文庫『パンドラの匣』収録
210『パンドラの匣』あとがき(『パンドラのはこ』あとがき)1947(昭和22)年06月25日双英書房刊テキスト・EBK・XHTML
211犯人(はんにん)1948(昭和23)年01月中央公論テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
212「晩年」と「女生徒」(「ばんねん」と「じょせいと」)1941(昭和16)年06月20日文筆 夏季版テキスト・EBK・XHTML
213「晩年」に就いて(「ばんねん」について)1938(昭和13)年02月文筆テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
214髭侯の大尽(ひげそうろうのだいじん)1944(昭和19)年11月月刊東北テキストEBKXHTML1945(昭和20)年01月に生活社より刊行された『新釈諸国噺』に「女賊」と改題して収録
・新潮文庫『お伽草紙』収録
215眉山(びざん)1948(昭和23)年03月小説新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
216美少女(びしょうじょ)1939(昭和14)年10月月刊文章テキストEBKXHTML新潮文庫『新樹の言葉』収録
217美男子と煙草(びだんしとたばこ)1948(昭和23)年03月日本小説テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
218一つの約束(ひとつのやくそく)1944(昭和19)年不明テキスト・EBK・XHTML・初出誌は不明ながら、青森県の雑誌に発表されたと推測される
・新潮文庫『もの思う葦』収録
219日の出前(ひのでまえ)1942(昭和17)年10月文藝テキストEBKXHTML・全文削除処分となり、1946(昭和21)年12月、新紀元社から刊行された創作集『薄明』に「花火」から「日の出前」と改題して収録
・新潮文庫『きりぎりす』収録
220火の鳥(ひのとり)1939(昭和14)年05月20日書き下ろしテキストEBKXHTML『愛と美について』竹村書房
・新潮文庫『新樹の言葉』収録
221皮膚と心(ひふとこころ)1939(昭和14)年11月文學界テキストEBKXHTML新潮文庫『きりぎりす』収録
222HUMAN LOST(ヒューマン ロスト)1937(昭和12)年04月新潮テキストEBKXHTML新潮文庫『二十世紀旗手』収録
223貧の意地(ひんのいじ)1944(昭和19)年09月文藝世紀テキストEBKXHTML1945(昭和20)年01月『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
224フォスフォレッスセンス(フォスフォレッスセンス)1947(昭和22)年07月日本小説テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
225富嶽百景(ふがくひゃっけい)1939(昭和14)年02~03月文体テキストEBKXHTML新潮文庫『走れメロス』収録
226『富嶽百景』序(『ふがくひゃっけい』じょ)1943(昭和18)年01月10日新潮社刊テキスト・EBK・XHTML
227服装に就いて(ふくそうについて)1941(昭和16)年02月文藝春秋テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
228武家義理物語(ぶけぎりものがたり)1944(昭和19)年05月文藝テキストEBKXHTML1945(昭和20)年01月に生活社より刊行された『新釈諸国噺』に「義理」と改題して収録
・新潮文庫『お伽草紙』収録
229富士に就いて(ふじについて)1938(昭和13)年10月06日國民新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
230不審庵(ふしんあん)1943(昭和18)年10月文藝世紀テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
231冬の花火(ふゆのはなび)1946(昭和21)年06月展望テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録
232碧眼托鉢(へきがんたくはつ)1936(昭和11)年01~03月日本浪曼派テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
233返事(へんじ)1946(昭和21)年05月東西テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
234待つ(まつ)1942(昭和17)年06月創作集『女性』テキストEBKXHTML新潮文庫『新ハムレット』収録
235砂子屋(まなごや)1940(昭和15)年10月文筆テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
236満願(まんがん)1938(昭和13)年09月文筆テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『走れメロス』収録
237未帰還の友に(みきかんのともに)1946(昭和21)年05月潮流テキストEBKXHTML・太宰治の門下「戸石泰一」がモデル
・新潮文庫『津軽通信』収録
238男女川と羽左衛門(みなのがわとうざえもん)1941(昭和16)年01月都新聞テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
239みみずく通信(みみずくつうしん)1941(昭和16)年01月知性テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
240無趣味(むしゅみ)1940(昭和15)年03月新潮テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
241無題(むだい)1942(昭和17)年06月現代文學テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
242女神(めがみ)1947(昭和22)年05月日本小説テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
243『女神』あとがき(『めがみ』あとがき)1947(昭和22)年10月05日白文社刊テキスト・EBK・XHTML
244めくら草紙(めくらぞうし)1936(昭和11)年01月新潮テキストEBKXHTML・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
245雌に就いて(めすについて)1936(昭和11)年05月若草テキストEBKXHTML新潮文庫『二十世紀旗手』収録
246メリイクリスマス(メリイクリスマス)1947(昭和22)年01月中央公論テキストEBKXHTML・疎開先の生家、青森県北津軽郡金木町(現・五所川原市)から帰京して発表した第1作目
・新潮文庫『グッド・バイ』収録
247盲人独笑(もうじんどくしょう)1940(昭和15)年07月新風テキストEBKXHTML新潮文庫『お伽草紙』収録
248もの思う葦(ものおもうあし)1935(昭和10)年08月日本浪曼派テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
249文盲自嘲(もんもうじちょう)1942(昭和17)年10月テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
250悶悶日記(もんもんにっき)1936(昭和11)年06月文藝テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
251やんぬる哉(やんぬるかな)1946(昭和21)年03月月刊読売テキストEBKXHTML新潮文庫『津軽通信』収録
252遊興戒(ゆうきょうかい)1945(昭和20)年01月書き下ろしテキストEBKXHTML・『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
253雪の夜の話(ゆきのよのはなし)1944(昭和19)年05月少女の友テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
254容貌(ようぼう)1941(昭和16)年06月博浪沙テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
255横綱(よこづな)1944(昭和19)年01月東京新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
256吉野山(よしのやま)1945(昭和20)年01月書き下ろしテキストEBKXHTML・『新釈諸国噺』生活社
・新潮文庫『お伽草紙』収録
257ラロシフコー(ラロシフコー)1939(昭和14)年07月作品テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
258懶惰の歌留多(らんだのかるた)1939(昭和14)年04月文藝テキストEBKXHTML新潮文庫『新樹の言葉』収録
259リイズ(リイズ)1940(昭和15)年11月「短編ラヂオ小説」台本テキストEBKXHTML・原題「ある畫家の母」
・新潮文庫『津軽通信』収録
260律子と貞子(りつことさだこ)1942(昭和17)年02月若草テキストEBKXHTML新潮文庫『地図 初期作品集』収録
261令嬢アユ(れいじょうアユ)1941(昭和16)年06月新如苑テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
262列車(れっしゃ)1933(昭和08)年02月東奥日報テキストEBKXHTML・「太宰治」名義で最初に発表した作品
・処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
263六月十九日(ろくがつじゅうくにち)1940(昭和15)年07月博浪沙テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
264ロマネスク(ロマネスク)1934(昭和09)年12月青い花テキストEBKXHTML処女作品集『晩年』として1936(昭和11)年06月に砂子屋書房から刊行
・新潮文庫『晩年』収録
265ろまん燈籠(ろまんどうろう)1940(昭和15)年12~06月婦人畫報テキストEBKXHTML新潮文庫『ろまん燈籠』収録
266『ろまん燈籠』序(『ろまんどうろう』じょ)1947(昭和22)年07月10日用力社刊テキスト・EBK・XHTML
267わが愛好する言葉(わがあいこうすることば)1943(昭和18)年07月現代文學テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
268わが半生を語る(わがはんせいをかたる)1947(昭和22)年11月小説新潮テキスト・EBK・XHTML新潮文庫『もの思う葦』収録
269私の著作集(わたしのちょさくしゅう)1941(昭和16)年07月10日日本學藝新聞テキスト・EBK・XHTMLちくま文庫『太宰治全集 10』収録
270渡り鳥(わたりどり)1948(昭和23)年04月群像テキストEBKXHTML新潮文庫『グッド・バイ』収録

留意点と注意事項  

青空文庫は、著作権が消滅した作品(2018年までは作者の死後50年、現在では作者の死後70年が経過したした作品)をボランティアが収集・編集・校正し、完全無料で読めるサービスとして1997年から運営されている。
ゆえに、次の点に留意されたい。

太宰治や他の作家の文学作品を読み慣れていない場合は、意味がよく分からないまま読み進めることになるため、備考欄に記載している文庫を購入して読むことをオススメする。
そうでない場合、例えば若い頃に太宰作品を読んで来た人や、朗読会や読書会等で太宰作品を探す場合には(素早く作品本文が読める上に収録文庫書名を記載しているため)非常に使い勝手が良い作品一覧になっている。
なお、本作品一覧には次の注意事項がある。

本作品一覧の作成にはミスがないよう十分に注意を払っているが、ミスがあった場合はお問い合わせにてお知らせいただけると幸甚だ。

青空文庫をKindleで読む  

一般に、パソコン・タブレット・スマホで読書は可能だが、長時間の読書には向かない
理由として、次の点が挙げられる。

  1. 画面の反射やバックライトの影響が強く、特にスマホでは文字サイズが小さくなるので読んでいて疲れる
  2. そもそもの解像度が紙の本と違うため、破裂音(例:パピプペポやバビブベボ)や画数の多い漢字が判読しにくい

上記 1. は、保護フィルムやバックライト(明るさ)の設定を変更することである程度は対処が可能だが、青空文庫等の電子書籍を読む時と、それ以外の時とでいちいちバックライトの設定を変更する必要がある。
特に上記 2. が最悪で、文字がハッキリと判読できない時のストレスたるやない。
一般にパソコン画面の解像度は96DPIだが、紙の本は300DPI以上なのが普通であるため、読書する際の目の負担が違い過ぎて目が疲れてしまうのだ。
そこで、Kindle電子書籍リーダー(以下「Kindle」と略)を購入して読書することをオススメする。
Kindleはどのモデルも反射を抑制した画面になっており、バックライトやコントラストの調節がしやすく、画面解像度が300DPIなので紙の本を読むのと変わらない読書が可能だ。
また、ある程度の年齢になると老眼になって紙の文庫の文字が小さくて読めなくなるが、Kindleだとフォントサイズや行間の設定が簡単に行えるというメリットもある。
それに何と言ってもKindleの一番のメリットは、数千冊分の本が蓄積可能であるため、自宅の内外を問わずいつでもどこでも「本棚を持ち歩く」ことが可能な点だ。
Kindleエントリーモデルで済ませる手もあるが、どうせ買うならKindle Paperwhiteを購入した方が、長い目で見て不満に思うことなく読書が楽しめるだろう。

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すでにKindleを持っている場合や新たに購入した場合、青空文庫の作品を読むにはKingleストア:青空文庫ページで好きな作品を無料で購入すれば良い。

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快適かつ最先端でイケてる読書を楽しみたい人には、特にオススメしたい。

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