桜桃忌/2020年

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桜桃忌(三鷹「禅林寺」墓前・銀座「ルパン」)on 2004(平成16)年6月19日

2020/06/19

2020(令和02)年・太宰治生誕111年  

どういうワケか6月は公私ともに色々と作業が立て込むことが多く、当初予定していた「自分のやりたいこと」の優先順位はどんどん下がって行く。それで気がつけば白百合忌を失念し、桜桃忌がやって来てしまう。
毎日が変化に乏しい単調な日常だからか、感覚的には「ついこのあいだ安吾忌だったよな?」と思うのだが、やはり「あれ?もう憂国忌か!?」となるのは目に見えている。
それはともかく、昨夜は構築中のウェブサイトのアカウントとその設定等を整理し、ブログ記事のアイデアや書き散らしているメモをまとめ、急ぎの作業を終わらせつつ、調べ物をしながら一杯やっていた。
気がつくと寝落ちしたのか、朝5時過ぎだった。起き上がって洗顔し、何をどこまでやっていたのかを調べ、昨夜の続きで「どうやってCSSを変更するか?」と悩んでいたら、FBメッセンジャーにメッセージが入った。それで電話したり別の作業をしたりで、また先ほどの「どうやってCSSを変更するか?」に戻って悩んでいたら、いつの間にか寝落ちしてしまった。どうやら、昨夜は少しばかり呑み過ぎたようだ。
次に目を覚ましたのは昼の12時半を回っていて、「しまった!」と思って跳ね起きた。とりあえず洗顔し、簡単に昼食を用意して食べ、出掛ける準備をした。着替える時に外を見たら、小雨がパラついていたので、「バイクで行けるか?」とも思ったが、着替えて出る準備をして外に出たら、バイクで行くとリアルに逝きそうな予感がしたので、諦めてバス停に向かった。

禅林寺 太宰治墓前 2020(令和02)年

電車では読書に熱中するあまり、なぜか八王子で降りるハメになりつつも、三鷹の禅林寺に着いたのは、午後4時頃だったろうか。いつものようにお寺の斜め前にある生協で簡単な花束とビールを購入して墓所に入ると、新型コロナと雨のせいか、例年よりも墓参者は少ない。
私の前に一人の青年がいて、その青年が太宰の墓へ歩み寄ったので、頃合いをみていたら、私の右斜め前に若い女性が二人、初対面らしく何かを話していた。青年が動くのを待ちつつ、なんとはなしにその若い女性の話しが聞こえた。どうやら「これからフォスフォレッセンスに行かないか」みたいな話をしている。ふと、一人の女性と視線が合ったので、さりげなく会話に加わった。
視線が合って私が話に入ったキッカケになった女性は地元の人で、もう一人は横浜の方から来たとのことである。地元の女性は何やら用事があるらしく、一緒には行けないとのことなので、古本カフェ・フォスフォレッセンス三鷹電車庫跨線橋(通称「陸橋」)を知らない横浜の女性と、案内がてらフォスフォレッセンスさんへ一緒に行くことになった(今年は時間が遅いのもあるが、太宰治へのお参りはそこそこに、太宰治その人とその文学に思いを馳せる時間はほぼなかった)。

古本カフェ・フォスフォレッセンス 店内

実は事前にリサーチはしておいたので(本記事下部の「参照」)、

は知っていた。
「太宰ラテ」を楽しみにしていたので残念ではあるが、現今のコロナ禍においてお店を営業するには、仕方のない処置であるだろう。営業しているだけ、まだ有り難いと言うべきかも知れない。

太宰治生誕111年記念 太宰治疎開の家✕古本カフェ・フォスフォレッセンス コラボバッヂ

私は記念に、「B:フォスフォレッセンス」を1個買い求めた。
缶バッジは正直使い道に困るが、ささやかながら、太宰治生誕111年をお祝いしたく思ったのだ。

 

参照  

 


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